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June 10, 2010

私的ドラフト記その2~牝馬編

 さて、いよいよドラフト当日。今回は盛岡開催ということで、新年会などで使った都南サイクリングターミナルが会場。特に大きな交通トラブルなどもなく、20時前には参加者が顔を揃えた。

 開会に先立ち、昨年度の表彰。優勝の小生は念願の「分厚いチョコ」をいただき大感激。やはり優勝は良いものである。当初はこれでしばらくは好きな馬を選んでのんびりとやろうかな・・・などとも思ったが、この感激は何にも変え難いものである。気持ちも新たに、今年もやるぞ!の気分が次第に高まってきた。

 例年通りまずは牝馬から。ここからは私が獲得した馬を挙げながら書いていく。


牝馬1位  ドナウブルー 
(ディープインパクト×ドナブリーニ、石坂)

 牝馬の1位指名は大いに迷った。行きたい馬が何頭かいたからだ。具体的には①母アドマイヤサンデー(父ジャングルポケット)、②母レーヴドスカー(父アグネスタキオン)、③母ケイウーマン(父ディープインパクト)である。

 巷ではディープ産駒に注目が集まり、中でも母エアグルーヴは相当な人気が予想される。この血統は人気の割に結果がついてきていないというのが私の評価で、それならもう少し人気落ちになりそうなディープか他の産駒にしたかった。ただ、候補の3頭もいずれも競合しそう。まあどうせ1位指名はお祭り的要素もあるので深く考えても仕方ないと割り切り、前期POGでお世話になった角居厩舎の馬でいこうと決め、母アドマイヤサンデーを書いて提出。

 しかし、競合するとは思ったもののなんと7名!エアグルーヴの4名を凌ぐ圧倒的人気になってしまった。その反面、同じく候補に挙げていた②と③は単独での指名。まさに駆け引きの産物である。随分と偏ってしまった。

 さすがに7分の1を引くだけのツキはなくアッサリ外れ。これはまあ仕方がない。気分を取り直して外れ1位で母ドナブリーニを指名。この馬はディープで絶対に重複しないようなタイプの隠し玉として用意していた。正直なところ今年ディープは初年度なので何が走ってもそれほど不思議はない。それならば順調そうで具体的にデビューが見えている馬の方が良い。この馬の場合、FAXで入手した赤本の追加データで「5月に入ってF15秒も消化」という非常に具体的なコメントがあり、デビューもそんなに遠くはなさそうな雰囲気。1位の必要があったかどうかは微妙だが、それでも注目していた1頭なのでまずは満足のいく指名となった。


牝馬2位 スプリングフェスタ
 (ゼンノロブロイ×スプリングチケット、長浜)

 以前このブログで「どうしても欲しい馬が牝馬・牡馬とも1頭ずついる」と書いた。まず牝馬はこれである。前世代を見ると牝馬についてはキングカメハメハとゼンノロブロイが大ブレーク。オークスはそれぞれの産駒2頭が分け合うという劇的な結末だった。このうちゼンノロブロイはそれほど戦前話題にならなかった馬が台頭しており、種牡馬としての能力は非常に高いのではないかと考えられる。

 その中でこの馬に目をつけたのは社台~長浜というライン。毎年コンスタントに活躍馬を出しているコンビである。この馬についても評価は高く、いかにも走り頃、というイメージがある。万全を期しての2位指名が奏功し、無事獲得となった。


牝馬3位 エイシンピンキー
(デビッドジュニア×ナナコフレスコ、野中)

 3位、4位は即戦力系を狙っていた。出来ればSS系かキンカメを・・・と思っていたが、ドラフト直前に某ブログで推奨されていたこちらを穴馬として入れてみることにした。競合なくすんなり決まったが、さすがにこの馬にも何人か注目している人はいたようだった。

 デビッドジュニアは今年の新種牡馬。この馬の父Pleasant Tapは日本ではタップダンスシチーの父としてお馴染み。であれば日本の馬場に合わないことはなさそう。

 この馬自体はエイシンパンサーの半妹にあたり、JRAブリーズアップセールでは12秒1-11秒4の好時計をマークしている。この夏からバンバン走ってくれることは間違いなさそう。ダービー馬を輩出し勢いに乗るエイシン軍団だけに、スタートから楽しませてもらうことを期待している。


牝馬4位 ココモオレンジ
(キングカメハメハ×オレンジピール、河内)

 ここまでほぼ予定通りの指名になっていたのだが、4巡目で再び被った。当初指名したのは母ストレイトフロムテキサス(父スペシャルウィーク)。自分と比較的相性の良い堀厩舎の早い馬であり、夏から活躍できるSS系として重宝しそうな1頭だった。ここにきて競合したのは残念だが、昨年前半戦を盛り上げたクロフォードの半妹なのでそちらを持っていたオーナーがもっと早く指名してくるものと思っていた。もし指名がないならとらないつもりなのだろうなと思っていただけに、この巡目で重なったのは意外。そして2分の1の抽選に敗れ、指名したのが母オレンジピール。

 実はこの血統も私はブラックコンドル以降結構指名している好きな血統。最近あまり活躍馬が出ていないことから今年はかなり下で取れるとふんでいた。抽選をマイ血統のオーナーに負けた後だけに、自分もおなじみのところに行っておこうという事でこの馬をピックアップ。大型馬に出ているようだが、一応しっかりと乗り込まれているらしいとの情報であるからそれなりに早い時期から始動してもらえると信じている。


牝馬5位 レディオスソープ
(アグネスタキオン×スプリームブリス、角居)

 さて、ここまでほとんど競合もなくサクサクとドラフトは進行し、いよいよラストの1頭。この時点でも結構リストは残っていたのだが、やはりお世話になった角居厩舎の馬を1頭は入れておきたい。そこでちょっとひねり出したのがこの馬である。牝馬のラストとしてタキオンを入れておきたかったからなのだが、母父サクラバクシンオーというのはちょっと変わった配合。ただ、かつてNHKマイルを制したロジックの母父がサクラユタカオーであり、タキオンにプリンスリーギフト系というのも成功例がないわけではない。競馬王のPOG本で夏の終わり頃デビューと示唆されていたこともあり、結構面白い1頭なのではないかと見ての指名である。

 と、こんな感じで本当にサクサクとドラフトは進行し、なんと1時間ほどで牝馬の指名が終了。とりあえず昨年の教訓から日本酒を我慢し、当初方針から逸脱しないような指名を心がけてみたのが牝馬のラインナップである。

 そして少々休憩した後に牡馬へ。結果だけ先に記すと、全く競合することなく、しかも当初用意したリストの通りに5頭が決まってしまったのである。

(次回に続く)

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